下手英メールマガジン

下手な英語もこうすりゃ使えるのサイト、このメールマガジンを発行する為に誕生したようなものです。

自分自身が海外生活で体験した事が、「英語が使えるようになりたい!」と思っている方々の少しでも参考になればと、2002年にメールマガジンを創刊することを決めました。元々、文章を書くことが好きでしたし。当時、メールマガジンの発行には、発行者のWebサイトのようなものがあった方が良いということで、このサイトも誕生しました。(というか、そう記憶してます。いやはや、ひと昔前のことなので、若干、記憶があやふやですが…。汗;)

当時、たくさんの読者のみなさんにメールマガジンを購読していただいたこと、そして、感想等をお寄せいただいたこと、今でも感謝しています。読者の皆さんお一人おひとりに、感謝の気持ちをお伝えすることは出来ませんでしたが、読者の皆さんには、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

その後、諸事情により発行が途絶えてしまいましたが、それでも応援し続けて下さった皆さんのお蔭で、サイトを再び復活させる元気も勇気も持つことが出来ました。ありがとうございます!
ここでご紹介しているバックナンバーの内容が、皆さんの「英語が使える様になりたい!」という目標の実現に、少しでもお役に立てば幸いです。

           
            2004年7月29日発行  -第26号-
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      下手名英子(へたなえいこ)の
      下手な英語もこうすりゃ使える!
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☆はじめに☆ 

みなさん、こんにちは。下手名英子です。

突然ですが、今日、イギリスのBBCのニュースサイトで、面白い
記事を見つけました。

このメールマガジンの読者の方々の中には、「英語が話せなくて
困っている」という方もいらっしゃると思いますが、イギリスで
は、「英語’しか’話せなくて困っている」人たちがたくさんいる
みたいです。


BBC News Online
「Why Britons are 'language barbarians'」 by Stephen Robb
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/3930963.stm


今までは、英語さえ話せれば、どこの国へ行っても大丈夫だし、仕
事だって得ることが出来ると思われていたようですが、多国籍化す
る企業が増え、「英語だけ」話せたのでは不十分という考え方が一
般化しつつあるようです。

「私たちは英語が話せるから大丈夫~」と、今まで真剣に第二外国
語を学ぶことを考えなかった人たちは、これから考え方を変えなけ
ればならなくなるのかも?

「世界の共通語」と言われている英語を”ネイティブレベル”で話
すことより、これからは、「世界の共通語」である英語が”ある程
度”理解出来て、「それ以外の言語」を”ネイティブレベル”で話
すことが出来ることの方が、求められる時代になるのかもしれませ
んね。

これからの時代は、「下手な英語」が使えればいいのかも?と思っ
た英子です。

それでは、今回の本文へ・・・。


英子



★今回のお題は…★

「私が世界の中心です」


日本語の会話の中では、無意識の内に主語を省略していることが多
いと思います。

特に、「私」、「あなた」という主語、そして「私の」、「あなた
の」という所有格は、省略しても当然のごとく相手に分かるものと
して、会話の中には登場させないことが多いようです。

逆に、「私」や「あなた」という言葉を含むと、妙に仰々しくなっ
たり、親しい人との間で使えば、必要以上に他人行儀な表現になっ
たりして、違和感を覚えることもあると思います。



英語で

 「How are you?」
 「How is your family?」

は普通なのに、日本語だと、

 「あなたは元気?」
 「あなたのご家族はいかが?」

より、

 「元気?」
 「ご家族はいかが?」

とした方が、より自然な気がします。



英語でも、勿論、主語を省略することはあります。

 「I'm Eiko. Pleased to meet you.」

というように、

 「I'm pleased to meet you」の「I'm」を省略することはありま
すが、



日本語のように、

 「私は英子と申します。私はあなたにお目に掛かれて光栄で
す。」

から、「私」や「あなた」という言葉を全て省略して、

 「英子と申します。お目に掛かれて光栄です。」

という表現はしません。



「誰が」「誰に対して」言っていることなのかは、英会話の中では
とても重要です。



日本人は、当然のごとく、この「私」や「あなた」という単語を省
略して文章を組み立てることに慣れてしまっています。
「日本語」から「英語」に言葉を切り替えたからといって、この主
語を省略する習慣まで、直ぐに切り替わる訳ではありません。


「日本人は、相手の目を真っ直ぐに見て話すことをしない」と注意
されたことがあります。
「自分の視線を動かして、相手の目の位置に合わせる」ことは物理
的には簡単なようでも、精神的に、それが直ぐに出来るようになる
かというと、なかなかそうもいきません。

日本で相手の目を真っ直ぐに見て話すことに慣れていない人が、外
国へ行って環境を変えたからといって、突然、相手の目を見て話す
ことに抵抗を感じなくなる…とはいかないのと同じように、言葉を
日本語から英語に切り替えたからといって、突然、会話に主語を含
めることが出来るようにはならないと思います。
たとえ、「I」や「You」という単語を知っていて、文頭に加えれば
いいことも分かっていて、これらの単語の発音が出来たとしてもで
す。


主語の中でも、特に私を表す「I」は重要です。

誰が言ったことなのか、誰が聞いたことなのか、誰が思ったことな
のか。
「私」が言ったこと、「私」が聞いたこと、「私」が思ったこと
は、はっきりさせる必要があります。

「I」がはっきりしていないと、優柔不断でいい加減な人だと勘違
いされてしまうこともあります。



 「ニュージーランドワインが一番!」

という表現を、

 「私はニュージーランドワインが一番って言ったのよ」
 「I said New Zealand wine is the best.」

 「私はニュージーランドワインが一番だって聞いたわ」
 「I heard New Zealand wine is the best.」

 「私はニュージーランドワインが一番だって思うわ」
 「I think New Zealand wine is the best.」

などと、主語を加えた文章で表現する練習を日本語でしておくと、
言葉を英語に切り替えた時に役立ちます。
(逆に、英語環境での生活が長くなると、日本語を話す時に、必要
以上に主語を加えてしまって、不自然な日本語を話すようになるこ
ともありますが…。)


また、「私」という主語を加えることで、表現を柔らかくすること
が出来る場合もあります。

 「You are wrong.」

と言ってしまうと、「あなたは間違っている」ということは確定し
た事実だとする表現になってしまいますが、これを

 「I think you are wrong」

とするだけで、「あなたは間違っている」と”私”は思っているけ
れど、実際に「あなたが間違っている」かどうかは確定していない
とする表現になります。


「○○さんは××なんだって」という表現は、日本語では有りがち
ですが、「誰か」がそう言っていたのか、「私」がそう思っている
だけなのか、それが事実なのか、主語を加えた文章にしてみること
ではっきりするのではないかと思います。
これが、英語の文章には必要です。


主語をはっきりさせることは、その話の内容の責任の所在を明らか
にすることに繋がることもあります。
日本語では、謙虚な表現、曖昧な表現が好まれることも多く、主語
をはっきりさせることが難しいことも多いかと思います。


まずは、自分を中心に全てを表現してみることで、主語を含める練
習をしてみて下さい。
文章を全て「私」という単語で始める練習をするだけで、主語付き
会話の組み立て方が、なんとなく見えてくるものです。

 「私は下手英のメールマガジンが届いたから読んでみたの」
 「私は英子が書いた今回の内容については○×△だと思ったわ」

 「私はそろそろ夕食の準備を始めなきゃ」
 「私は今日の夕食は焼肉にするつもりよ」
 「私は今夜放映さえる映画はとってもいい映画だって友達に聞い
たから、絶対に観るつもりよ」
 

実際に口に出さずに、頭の中で考えてみるだけでも、練習になりま
す。

「私」(あなた自身)が世界の中心になったつもりで、意識的に会
話の全てを「私」で始めてみて下さい。


今回の技は:
「会話の全てを”私”で始めて、主語付き英会話に備えましょう
!」



第25回目の「下手な英語もこうすりゃ使える」はいかがでしたか?
次回は、「英子の英語バカ度」をお送りします。

以前に、メールマガジンの冒頭で触れたことがあると思いますが、
英語でのIQテストをした時にひらめいた話題です。

英語の文法などとは全く関係ない、簡単な算数問題に日本語と英語
でチャレンジしてみることで、結果を比較しながら「英子の英語バ
カ度?」を検証してみたいと思います。

さ~て、どんな結果になるのやら。


次号送信は、8月12日を予定しています。


第26号を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ところ変われば…と言いますが、「言葉変われば、言い方も変わ
る」と言えば良いのでしょうか、「英語」と「日本語」という言語
の違いだけでなく、伝えたい内容は同じなのに、その表現方法は言
語によって変わってくるようです。

「英語」を覚えるだけではなくて、日本語では省略されることの多
い「主語」がほとんどの場合に必要といった、表現方法の違いも、
同時に覚える必要がありそうです。

でも、あまり「英語」表現に浸り過ぎると、「はっきりと自分の気
持ちを表現する」習慣が自然に身に付き過ぎて、性格まで変わって
くるみたいですが…!?



☆新企画準備中☆

8月中に発表します。



先日、運営サイトの一つで必要だった為、大量のデータ入力をした
ところ、指の関節の一つが腫れてしまいました。
腫れている関節自体に痛みはなく、違和感がある程度なのですが、
腕にも使い痛みのような症状が出ていて、タイピングに影響が出て
います。

みなさんも、「度」を越えて何かをされる場合は、注意して下さい
ね。


英子宛にメッセージを下さる場合は、英子からの返事は「日本語」
又は「英語」、どちらを希望されるかを、明記して下さいね。

このメールマガジンや「下手な英語もこうすりゃ使える」のサイト
に関するお問合せは、 
eigo@nademoya.biz までお願いします。
それでは、次号をお楽しみに…。


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下手な英語もこうすりゃ使える!
2004年7月29日 -第26号- (隔週発行)

担当者: 下手名英子(へたなえいこ)
発行元: なぁでも屋オンライン出版部
発行元住所: PO Box 13601,
Christchurch, New Zealand
発行元サイト: http://eigo.nademoya.biz/
発行元へのお問合せ: eigo@nademoya.biz
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