下手英メールマガジン

下手な英語もこうすりゃ使えるのサイト、このメールマガジンを発行する為に誕生したようなものです。

自分自身が海外生活で体験した事が、「英語が使えるようになりたい!」と思っている方々の少しでも参考になればと、2002年にメールマガジンを創刊することを決めました。元々、文章を書くことが好きでしたし。当時、メールマガジンの発行には、発行者のWebサイトのようなものがあった方が良いということで、このサイトも誕生しました。(というか、そう記憶してます。いやはや、ひと昔前のことなので、若干、記憶があやふやですが…。汗;)

当時、たくさんの読者のみなさんにメールマガジンを購読していただいたこと、そして、感想等をお寄せいただいたこと、今でも感謝しています。読者の皆さんお一人おひとりに、感謝の気持ちをお伝えすることは出来ませんでしたが、読者の皆さんには、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

その後、諸事情により発行が途絶えてしまいましたが、それでも応援し続けて下さった皆さんのお蔭で、サイトを再び復活させる元気も勇気も持つことが出来ました。ありがとうございます!
ここでご紹介しているバックナンバーの内容が、皆さんの「英語が使える様になりたい!」という目標の実現に、少しでもお役に立てば幸いです。

   
       2003年5月1日発行  -第七号-
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      下手名英子(へたなえいこ)の
      下手な英語もこうすりゃ使える!
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☆はじめに☆ 

みなさん、こんにちは。下手名英子です。

クライストチャーチの街の中の木々の紅葉も終わりかけ。いよいよ
本格的な冬の始まりです。日本は逆に、そろそろ暖かくなってくる
時期でしょうか?

日本からニュージーランドに戻ってきて、あっという間に二週間が
過ぎました。幸いなことに、旅の途中でSARSには出会わなかったよ
うですが、どうやら周囲で風邪が流行っているらしく、私も、
風邪をひきかけているようです。

皆さんも、季節の変わり目、風邪をひかないように、気をつけて下
さいね。  英子

皆さんからいただいたメッセージへのお返事を、下記ページに掲載
しています。メッセージを下さった方も、そうでない方も、一度ご
覧になってみて下さい。
http://www.nademoya.biz/jp/eigo/message.php



★今回のお題は…★

「ワ行に隠された意外な秘密」

2002年11月のことです。

ニュージーランドの各地では、A&Pショーと呼ばれる、農業をテー
マにしたショーが開催されます。
私が暮らすクライストチャーチでも、年に一度11月に、カンタベ
リー地方のA&Pショーが開催され、多くの人で賑わいます。
特にカンタベリーは、各地方にある年に一度のその地域の記念日
(祝日)として、Show Dayを設定しているので、このA&Pショーの
ある週は、各種イベントで盛り上がります。

各種家畜の品評会、ファッションショー、農機具の展示、丸太割り
競争、羊犬による羊の追い込み競争、乗馬、犬のレースなど、あり
とあらゆるプログラムに加えて、迷子になりそうなほど広い会場で
は、食べ物や商品展示販売の露店、ミニ遊園地、大試食コーナー等
など、丸一日楽しめます。(ショーは数日間開催されます。)
こんなイベントは見逃さない私と、同じく、イベント好きの友人カ
レン。既に、ショーなんか行き飽きたという地元の友達に拒否され
たことにもメゲず、二人で出かけることにしました。直接見かけた
ことの一度もない、ヘレンクラーク首相も来ると言うし、車で迎え
に来てくれたカレンと一緒に、私は張り切って出かけました。

その日の、楽しいエピソードについて書き始めると、終わらなく
なってしまうので、核心の部分にいきなりジャンプしますね。

それは、二人でいろんな羊毛が展示されているテントに入った時の
ことでした。

テントの中には、毛糸等に加工していない、刈ったままの状態のい
ろんな種類の羊毛が展示されていました。金、銀、銅賞など、採点
後の評価が記してあるのですが、私には、どれをみても同じにしか
見えないし、触っても全然違いが分かりませんでした。
何でもよく知っているカレンは、各羊毛に添付表示してある重さ
や太さの数値について説明してくれて、受賞理由などを説明してく
れていました。

そんな会話の途中、その「瞬間」は突然やって来ました。

いきなり、カレンの目が点になったのです。
「What? What did you say?」(えっ、今なんて言ったの?)
私は、何か変なことを言ったかなぁと思いつつ、カレンが何につい
て驚いているのか分からず、お互いに「???」の状態がしばらく
続きました。

とても中途半端な”間”の後、「???」の原因は、私の言った
「ウール」という一言にあることが判明しました。
普段、普通に英語で会話をしている私たち。カレンには、私が何
故、簡単な「Wool」の一言を言えなかったのかに驚いた様子。
とりあえず、その場は、私の「Wool」の発音は間違っているのねと
納得し、やっぱり、「L」は苦手だよなぁなどと思いつつ、私が
「Wool」と言う度に、「ごめんごめん」と言いながら笑いを堪え切
れずにいるカレンを横目に、次のテントへと散策を続けました。

ニュージーランドで生まれ育ったわけでもないのに、ファームでも
働いた経験を持っているカレンは、とにかく、いろいろなことをよ
く知っていて、その日一日、しっかりガイドさんになってもらっ
て、何かある度に、「ひゃぁ~、これ何?」とカレンに聞き、詳し
く説明してもらいました。
首相のスピーチもしっかり聞き、ショーを満喫して会場を後にしま
した。

その帰りの車の中です。
何かの話から、ふと、また「Wool」についての話題が出たのです。
カレンの「Water(ウォーター)」は言えるのに、どうして英子は
「Wool」が言えないのという素朴な疑問から、問題は「L」ではな
く「W」にあることに、はたと気づいたのです。

そう、「ウール」と発音したのでは、冒頭の「W」が消えてしまっ
ているのです。

ん?日本のワ行は、ワイウエオ。「ワ」以外は、アイウエオと一緒?
でも、英語の場合は、「Wu」と「U」は全くの別物。
私の中で、ワ行に関する、いや、日本のカタカナ語表記に関するい
ろいろなことが駆け巡ります。
カレンの言う、Waterのカタカナ表記の場合、「オーター」ではなく、
「ウォーター」と、音の初めに「W」が組み込まれているのです。
例えば、週を意味するウィーク(Week)も、「イーク」ではなく、
「ウィーク」と、音の初めに「W」が組み込まれます。
なのにウールは、音の初めにあるべき「W」を、完全に無視してし
まっているのです。

その後、車の中で、「ウォーター」と「ウール」という呟きを繰り
返す私。
横で笑うカレン。

「これは、日本のカタカナ表記が悪いからなの。原因は私の英語
じゃないのよ」と言い訳する私。
「これって、もしかすると、カタカナ表記に関する大発見かもしれ
ない!」と興奮してカレンに説明しても、「???」の彼女。
そう、ワ行を使う英語が語源のカタカナ語を英語読みする時は、
「W」の音が消えないように注意しなければならないんです。
これは、私にとって、大発見でした。

後日、他の友達も含めて集まった時に、またまた「ウール」の話題
になりました。
英子は「ウール」が言えないのよ~とひやかされ、そこで「W」に
気をつけながら「Wool」と言ってみるものの、長年のカタカナ表記
の記憶から、どうしても「W」が弱くなってしまう私の「Wool」。
日本語を勉強する人の為の、「英和」の電子辞書で、逆に、日本の
「ウール(u-ru)」の発音を聞かせてあげたところ、「日本式英単
語(カタカナ語)は変」ということで、意見はまとまりました。

私の中でのWoolの発音に関する結論は、
ウールは、英語読みする場合は、「ウゥール」にした方が良いとい
うこと。
(追記:友達に日本語カタカナ発音で試したところ、「ワゥ-ル」
の方がより良いようです。が、その試した時に、新たな発見が…。
詳しくは下手英通信のページで。)

私のように長年海外で暮らしていても、前後の流れから意味を理解
してもらえる場合、カレンのように、間違いを指摘してくれる人は
少ないので、英語で同じ間違いを繰り返していても、気づかないこ
とも多いのです。
私を嫌な気持ちにさせないよう、楽しく間違いを指摘してくれるカ
レンのような友達は、本当にありがたいです。

長くなってしまうので、それ以外の「A」と「E」についての解説は
簡単に。
基本的に、日本語のカタカナ表記がどうなっていようと、「A」
は、「ア」ではなく「エイ」、「E」は、「エ」ではなく「イ-」
に近い発音になることが多いことを頭の片隅に残しておくと良いよ
うです。
例えば、ニュージーランドのランドは、「ランド」というよりは、
「リャンド」又は、「リェィンド」に近い「ランド」のような。
十を表すテンは、「テン」というよりは、「ティン」に近い「テ
ン」であるような。
(注…カタカナで表記した時点で、どう記しても、実際の英語の発
音とは異なってしまいますので、あくまでも参考例ということで理
解して下さい。)

もう一度くらい、日本語のカタカナ表記、日本的発音を通じさせる
為の技について特集したいと思うので、詳しくはその時に解説させ
ていただきます。

全然関係ありませんが、ショーに関して報道した地元の新聞の掲載
写真の片隅に、私の顔と、カレンの腕(彼女の前には馬が…)が
写っているのに後日気がつき、他の友達も巻き込んで、ちょっと騒
いでしまいました。

今回の技は:
「ワ行の”ウ音”には気をつけましょう!」


第七回目の「下手な英語もこうすりゃ使える」はいかがでしたか?
次回は、開き直り作戦「訛っているのはどっち?」をお送りしま
す。
次号送信は、5月15日を予定しています。

第七号を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このウールをそのまま発音すると通じないという発見。カレンに指
摘された時には、すごい発見だと、かなり興奮しました。
これで、誰もが利用出来る”R”と”L”の発音解決法を発見すれ
ば、「本が出版できる!」と真剣に思いました。

「日本人の誰もが簡単に利用出来る、”R”と”L”の聞き分け法を
発見すれば、ビジネスになるよ!」とニュージーランドの友人たち
に話すのですが、まだ、「それは使える!」という方法を思いつい
てくれた人はいません。もし、「これはっ!」という技に出会えた
ら、このメールマガジンで第一にご報告しますね。

それから、友人のカレンについて、詳しく紹介しようと思いつつ、
そのままになってしまっていますね。今週末、日本から戻ってきて
初めて、友達と集まる予定にしています。本人に、再度、紹介する
内容を確認した上で、Webサイト上にアップしますね。

先日、第二外国語として英語を学ぶ人たちを教える為の資格を取得
する為に勉強している知り合いから、アサイメント(提出課題)の
手伝いを頼まれました。なんでも、英語圏以外からニュージーラン
ドに来た移民にインタビューして、レポートにまとめ、みんなの前
で発表するというものだそうで、30分ほど、質問に答えれば良いと
いうので、協力してきました。テープに録音しながらインタビュー
されるのは、永住権を取得する際に受けたIELTSのテスト以来。な
んだかちょっと、緊張しました。

その知り合い、学生と言っても、しっかり仕事もしていますし、独
立したお子さんを始め、まだ学生のお子さんもいるという、母親業
でも大忙しのお母さんです。この英語を教える資格は、パートタイ
ムコースで勉強しているのだとか。

英語を学び始める時に、年齢を気にする方が、時々いらっしゃるよ
うです。海外では、40歳からでも、50歳からでも、60歳からでも、
70歳を超えても、新しいことを学び始めようとする方はたくさんい
らっしゃいます。また、大学を始め、そういった方々を受け入れる
教育機関もたくさんあります。
年齢が上になると、衰える能力もあると思いますが、逆に、知識や
経験による知恵など、年齢が上になるに従って、より優れてくる能
力もあると思います。
皆さんも、学び始めの年齢を気にせず、いろんなことにチャレンジ
してみて下さいね。

プレゼンテーションをする際に、インタビューした相手の母国の情
報が必要だというので、資料集めも手伝ってあげたのですが、ここ
でも、なかなか使える「英語で書かれた日本の情報」を見つけまし
た。
日本滞在中に見つけた情報と合わせて、なるべく早い時期にサイト
上に掲載しますね。

「下手英」のWebサイト(次回は5月8日更新予定)
http://www.nademoya.biz/jp/eigo/


第七号に対する皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしています。
また、こんなことを聞いてみたいという質問も受付中です。

このメールマガジンや「下手な英語もこうすりゃ使える」のサイト
に関するお問合せは、 eigo@nademoya.biz までお願いします。
それでは、次号をお楽しみに…。

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発行元サイト内: http://www.nademoya.biz/jp/eigo/ezine.php
※重要…気が変わった時には、いつでも再登録出来ます。
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下手な英語もこうすりゃ使える!
2003年5月1日 -第七号- (隔週発行)

担当者: 下手名英子(へたなえいこ)
発行元: なぁでも屋オンライン出版部
発行元住所: PO Box 13601, Christchurch, New Zealand
発行元サイト: http://www.nademoya.biz/jp/eigo/
発行元へのお問合せ: eigo@nademoya.biz
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