下手英メールマガジン

下手な英語もこうすりゃ使えるのサイト、このメールマガジンを発行する為に誕生したようなものです。

自分自身が海外生活で体験した事が、「英語が使えるようになりたい!」と思っている方々の少しでも参考になればと、2002年にメールマガジンを創刊することを決めました。元々、文章を書くことが好きでしたし。当時、メールマガジンの発行には、発行者のWebサイトのようなものがあった方が良いということで、このサイトも誕生しました。(というか、そう記憶してます。いやはや、ひと昔前のことなので、若干、記憶があやふやですが…。汗;)

当時、たくさんの読者のみなさんにメールマガジンを購読していただいたこと、そして、感想等をお寄せいただいたこと、今でも感謝しています。読者の皆さんお一人おひとりに、感謝の気持ちをお伝えすることは出来ませんでしたが、読者の皆さんには、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

その後、諸事情により発行が途絶えてしまいましたが、それでも応援し続けて下さった皆さんのお蔭で、サイトを再び復活させる元気も勇気も持つことが出来ました。ありがとうございます!
ここでご紹介しているバックナンバーの内容が、皆さんの「英語が使える様になりたい!」という目標の実現に、少しでもお役に立てば幸いです。
メールマガジンをnoteでも公開中です!

         
           2004年11月3日発行  -第30号-
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      下手名英子(へたなえいこ)の
      下手な英語もこうすりゃ使える!
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☆はじめに☆ 

みなさん、こんにちは。下手名英子です。

ここ最近、日本のニュースをニュージーランドのメディアで目にす
る機会が増えました。
Suicide, typhoon, earthquake, hostageと、残念ながら悲しくな
る話題ばかりでした。

週末に参加したイベントでも、地震のことが話題になり、日本のこ
とについてもいろいろと聞かれました。

直接、また間接的に被害に遭われた皆さんに心よりお見舞いを申し
上げます。
また、少しずつでも心配や不安が消え、皆さんの置かれた状況がよ
り良い方向へと向かうことを祈っています。


さて、今回もまたまた数日遅れでの発行となってしまいました。
(※結局、最終的に送信できたのは一週間遅れとなってしまい、い
つものことながら申し訳ございません。)

今回の本文、「思いつかない時は、自分で作っちゃえ」の内容で、
"stuck"してしまいました。
"I'm stuck"は、「お手上げ」とか「動けなくなる」といった日本
語に訳されるようですが、英語の世界では、いろんな状況でよく使
います。

深刻な場面で使うこともあるようですが、「あ~~~、いいアイデ
アが浮かばないなぁ~」という時にも気軽に使ったりします。

今回の英子の場合は、「そこまで出掛かっている言葉がどうしても
出てこない」というか、「もう少しというところでとんちが浮かば
ない一休さんのような気分(?)」というか、"stuck"してしまい
ました。


今回のお題を最初に思いついた時に浮かんでいた「英子の造英語」
は、結局、最後まで思い出すことが出来ませんでした。
眠る時は、枕元にメモとペンを用意して、急に思い出した時にも備
えてみたのですが…。

ということで、ここ数日の間に思い出すことが出来た例をご紹介し
ながら、今回の本文を書いてみました。


英子


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新潟県中越地震災害義援金とボランティアに関心のある方へ

サーチエンジンを使って”新潟”、”地震”、”募金”といった
キーワードで検索をすると、情報を得ることが出来ます。
詳細は、実際に義援金の受付を行っている団体又は、信頼の置ける
報道機関のサイトで確認して下さい。

義援金受付団体例:
    新潟県 災害対策本部
    日本赤十字社 新潟県支部

サーチエンジン例:
http://www.google.co.jp
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★今回のお題は…★

「思いつかない時は、自分で作っちゃえ」


自分の言いたいことを英語で表現出来ない時、みなさんはどうしま
すか?


辞書やインターネットで単語や例文を調べたりすることが出来れ
ば、なんとかなったりすると思います。

でも、辞書やインターネットへアクセス出来ない状態の時や、調べ
ている時間が無い時は?
調べても、自分が言いたいことにしっくり合う表現が見つからない
時は?

困ってしまいますよね。


そんな時、英子は、自分で言葉を作ってしまいます。
これも、英語圏で生活する中で自然に身につけた「技」なんだと思
います。


日本語でも、流行語と言われる言葉なんかによくあると思います。

誰かが、今まで使っていた単語や表現をちょっと違う意味に使って
みたら、それがたくさんの人の間で広まって、いつの間にか流行語
となり、一般的な語(表現)として受け入れられるようになった。

誰かが、既にある単語と単語を組み合わせたり、まったく新しい単
語を思いついて作った造語を使っている内に、それがたくさんの人
の間で広まって、いつの間にか流行語となり、一般的な語(表現)
として受け入れられるようになった。


英語でも、新しい言葉は生まれ続けています。

だったら、英語を母国語とする人たちが持たない発想で、新・珍英
語フレーズを作ったっていいのではないかと。
そう思いませんか?


英子は、適当な英単語や英語表現が見つからない時は、自分の知識
の中にある英語から勝手に造語を作って、それを使っています。
(使っているらしいです。)

いわゆる、英子的な比喩表現を考えるというわけです。

注意しなければならないことはただ一つ。
相手が意味を理解出来るような造語にすること。
(相手が理解出来ない場合は補足を加えること。)



例をいくつか挙げてみますね。


■英子はJapaneseらしくないねと言われた時に:

「Japa-Fiji-Kiwi」
※今まで暮らした国を合わせて、英子の中には、Japaneseとしての
考え方や、Fijianとしての考え方や、Kiwiとしての考え方や、それ
ぞれの国での影響が入り混じっているということで、造り出した単
語。



■ある日本語の表現を、英語を使った一語で表現したいのに、どう
してもしっくりくる単語が見つからない時に:

「いきなり日本語」
※そのままの日本語をゆっくり発音又は、文書の場合はローマ字表
記で書いて、その後に補足を加える。
I think I did "Dowasure";(which means) I know it's somewhere
in my head, but I just can't recall it at the moment.



■ある表現をフレーズでは表現出来るけれど、一語で表現出来ない
時に:

すべての単語を”-”で繋いだり、’’でまとめて一語に
※フレーズを一語として、形容詞的な使い方をすると、とても重宝
します。(←英子だけ?)

例:
I-can't-remember-disease
(度忘れした時に「思い出せない病」)

'snow a few times a year' cold
(出身地の冬の寒さを聞かれた時に「年に2~3回雪が降るくら
い」の寒さ)

I-wanna-go-out sky
(天気を表現する時に「出かけたくなるような」空)

It seems a beautiful 'I must go for a walk' day
(「散歩に出かけたくなるような」素晴らしい日みたい)

'I wanna dance' kind of music
(「踊りたくなる」ような音楽)

I've-never-seen-before-like surprise
(「今まで見たこともないような」驚き)

I-wanna-see-it-more-than-100-times-like great!
(映画の感想を聞かれた時に「100回以上見たくなるくらい」素
晴らしい)

I-know-it's-here-but-I-can't-see feeling
(「そこにあることは分っているのにどうしても見えない」的な感
覚)

in the 'I don't know where to start' mood
(「どこから始めていいか分らない」気分)



■はっきりとした説明や表現が出来ない時や、内容に自信が無い時
に:

「sort of」「kind of」「I mean」「which means」
※自信のない表現や内容の後に、上記のフレーズに続けて補足を加
える。



■自分のことや日本のことについて聞かれて、詳しい内容の説明が
出来ない時に:

「Eiko special」「Japanese special」
※Specialと組み合わせて形容詞に

例:
Eiko special dinner
(内容をさらに聞かれたら、とりあえずSecretと言ってかわす?)

Japanese special custom
(どうしても説明出来ない習慣などで困った時など)



■ある単語を、ちょっと違った意味で使ったり、形式を変えて(名
詞を形容表現になど)使いたい時は:

単語の後ろに「-ish」「-like」「-shaped」を加える
(「~っぽい」「~みたい」「~型」の意味に変化)
※第19号(2004年1月15日発行)の「マルチタレントな単語を探そ
う!」の中でも、ちらっとご紹介しました。

補足:
これは、英語で実際に使われている複合語の作り方ですが、一応、
こういった語尾変化を適用出来る一般的な単語というものは決ま
っているようです。
その一般的な用法に含まれていない単語にも、こういった語尾を勝
手につけて、新しい複合語を作ってしまうのが英子的表現です。

例:英子っぽい、英子みたい、英子型
Eiko-ish, Eiko-like, Eiko-shaped



ちょっと話が逸れてしまいますが…。
海外を旅したり、海外で暮らしていると、必ず、日本のどこから来
たのかを聞かれると思います。
つい最近も、英子は日本のどこから来たんだっけと、近所の人に聞
かれました。

ヒロシマ(イントネーションは下記●参照)
 ●●●
●

よと答えると、しばらく間があった後、あ~あ、

ヒロシマ(イントネーションは下記●参照)
 ●
● ●●

だったよね。
でも、日本人は「ヒロシマ」の発音が面白い(違う)ね…
というコメントが付いてきました。

いや、「ヒロシマ」は日本の地名だから、発音は日本語が基準のは
ずなんだけど…
と思った私です。

「スシ」も「カラオケ」も、英語を母国語とする人たちの間では、
日本的な発音より、英語的な発音が優先されたりします。


ちょっと”こじつけ”かも知れませんが、日本語英語を基本に新し
い「英単語」を作って、それを流行らせてしまえば、それが世界で
優先される(広く一般で使われる)英単語になるかも知れません。

そんな新しい英語が誕生しても、いいと思いませんか?



今回の技は:
「自分で作った新・珍英語フレーズを、英語圏で流行らせてしまい
ましょう!」





第30回目の「下手な英語もこうすりゃ使える」はいかがでしたか?
次回は、「英子のあ~勘違いパート1」をお送りします。

年末に向けて、ちょっと息抜き気分で、英子が今までに体験した
数々の勘違いエピソードの中からいくつかご紹介したいと思いま
す。
パート1は、「チップスは嫌いじゃないけど、でも…」というポテ
トに関するエピソードです。

あの時のことを思い出すと、今でも涙と笑いが込み上げてきます。
既に懐かしい過去の思い出だと思っていたのですが、先日、ふと思
い出したので、友人に話したら、当時の”恥ずかしさ”が昨日のこ
とのように込み上げてきました。
さ~て、英子の勘違いとは、何だったのでしょう?
次号をお楽しみに。



次号送信は、11月11日を目標にしています。




第30号を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ニュージーランド人の友達に、「あれっ、もしかしてそれ、英子が
作った新しい英単語?」みたいなことを言われたことがあって、そ
の時のことを書こうと思っていたのですが、いざ、思い出してみよ
うとすると、何の話をしていた時のことだったのか、どの単語をど
んなふうに変えたのか、詳細を思い出せないことに気づきました。

確か、形容詞形が存在しない名詞を、無理やり形容詞にしたってい
うような造語だったと思います。

まあ、「勝手に英単語」を作り放題の英子。
例はいくらでも思いつくのですが、いざ、分り易い例を選ぼうとし
てみると、意外に難しいということを発見。
いかに自分がその時の気分で、アドリブで勝手な英単語を作り出し
ているかということに、改めて気づきました。

ということで、皆さんに参考にしていただけるような、英子の造英
語の「法則」は、実は無いのかもということに、書き始めてから初
めて気づき、このお題は本当に役立つのかどうかと、あれこれ考え
ている内に、予想以上に時間が掛かってしまいました。

ただ、困った時には、自分で単語を作り出すという方法もあるとい
うことを理解していただけたなら、それはそれで、英語を実生活で
使う際の参考にしていただけるかもしれないと思っています。(英
子の希望的観測?)

(※一応、ビジネス文書(Eメールでのやりとりは除く)の場合
は、英子の造英語を使うことは避けるようにしているつもりで
す。。。)



☆英語でニュースを読もう!☆

US Election results: National (BBC NEWS)
http://news.bbc.co.uk/1/shared/spl/hi/americas/04/vote_usa/html/898.stm

※とても分り易い選挙速報のページです。
日本のメディアでも当然報道されると思いますが、英語のニュース
サイトで結果を確認してみるのも、英語に慣れることに役立つと思
いますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。


Japan earthquakes: Your reaction (BBC NEWS)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/talking_point/3947387.stm

※BBC NEWS内に掲載されている新潟県中越地震についての
投稿メッセージです。
日本在住の方を中心に、今回の地震についてのメッセージ(英語)
が寄せられています。



☆英語で調べよう!☆

11月5日は”Guy Fawkes Day”ということで、気の早い人たち
は、先週辺りから既に花火を始めています。
英子のご近所でも、夜中に打ち上げ花火をしている人たちがいるよ
うで、ここ数日賑やかです。
”Guy Fawkes Day”について、英子はニュージーランドへ来るまで
知りませんでした。
皆さんはご存知ですか?

10月31日の”Halloween”もそうですが、現在に残っている風
習は知っていても、その由来(歴史)は知らないという人も多いよ
うです。

興味のある方、”Guy Fawkes Day”や”Halloween”について、英
語で調べてみませんか?
”history”といったキーワードを加えて検索してみて下さい。
(※”Halloween”は、検索結果に映画の情報が含まれたりするの
で、”-movie”(マイナスmovie)というキーワードを加えて、
movieという単語を含まないサイトを探してみるのも手です。)

おすすめサーチエンジン:
http://www.google.com



英子宛にメッセージを下さる場合は、英子からの返事は「日本語」
又は「英語」、どちらを希望されるかを、明記して下さいね。

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に関するお問合せは、 
eigo@nademoya.biz までお願いします。
それでは、次号をお楽しみに…。


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下手な英語もこうすりゃ使える!
2004年11月3日 -第30号- (隔週発行)

担当者: 下手名英子(へたなえいこ)
発行元: なぁでも屋オンライン出版部
発行元住所: PO Box 13601,
Christchurch, New Zealand
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