下手英メールマガジン

下手な英語もこうすりゃ使えるのサイト、このメールマガジンを発行する為に誕生したようなものです。

自分自身が海外生活で体験した事が、「英語が使えるようになりたい!」と思っている方々の少しでも参考になればと、2002年にメールマガジンを創刊することを決めました。元々、文章を書くことが好きでしたし。当時、メールマガジンの発行には、発行者のWebサイトのようなものがあった方が良いということで、このサイトも誕生しました。(というか、そう記憶してます。いやはや、ひと昔前のことなので、若干、記憶があやふやですが…。汗;)

当時、たくさんの読者のみなさんにメールマガジンを購読していただいたこと、そして、感想等をお寄せいただいたこと、今でも感謝しています。読者の皆さんお一人おひとりに、感謝の気持ちをお伝えすることは出来ませんでしたが、読者の皆さんには、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

その後、諸事情により発行が途絶えてしまいましたが、それでも応援し続けて下さった皆さんのお蔭で、サイトを再び復活させる元気も勇気も持つことが出来ました。ありがとうございます!
ここでご紹介しているバックナンバーの内容が、皆さんの「英語が使える様になりたい!」という目標の実現に、少しでもお役に立てば幸いです。
メールマガジンをnoteでも公開中です!

 
       2004年12月9日発行  -第33号-
**************************************************
      下手名英子(へたなえいこ)の
      下手な英語もこうすりゃ使える!
**************************************************


☆はじめに☆ 

みなさん、こんにちは。下手名英子です。

気がつけば、あれよあれよという間に12月。
今年も、残り約3週間となりました。

2004年中にやると決めたことは、何としても今年中に終えたい
と、四苦八苦している英子です。

終わりよければすべてよし。(All's well that ends well.)
2004年がより良い年であったと思えるように、今からでも出来るこ
とがあるのではないかと思っています。

つい最近、そんな私を勇気付けてくれるニュースに出合いました。

------------------------------------------------
☆79歳で大学に戻り、今年82歳で見事博士号を取得したニュージー
ランドの女性の話。
☆難病の子供たちを抱え、肥満・うつ状態だったお母さんが、奮起
して何とトライアスロンにチャレンジし、"Cystic Fibrosis"で苦
しむ子供たちへの理解を求めて40歳で見事完走した話。
------------------------------------------------

このメールの最後、「英語でニュースを読もう!」のコーナーでリ
ンクをご紹介していますので、興味のある方は、詳細を読んでみて
下さいね。

「自分には出来る!」と自分自身を信じることが出来れば、不可能
と思えることも、可能になったりするんですよね。
2004年がより良い年であったと思えるように、また、来年をより良
い年にする為に、"believe in yourself"から始めてみませんか。

英子の場合は…。
とりあえず、「私は作家になることが出来る」と信じてみようか
と。
「It's not a matter of "IF" - it's a matter of "WHEN"」だ
と。


それでは、「英子のあ~勘違い」の最終回本文へ。


英子



☆なぁでも屋運営サイトでのプレゼント企画☆
============================================
ニュージーランドのカレンダー(2005年用)プレゼント
============================================
12月11日応募受付〆切
応募者がとても少なくて…。
気が向いた方、是非応募して下さいませ。
http://mirudaketadayo.fc2web.com/special3.htm




★今回のお題は…★

「英子のあ~勘違いパート3」

~ガスヒーターの謎~

2004年7月。
冬の寒さが厳しいクライストチャーチ(※でも、滅多に雪は降らな
い・降っても年に一度程度)へ引っ越して早4年。
今まで電気ヒーターのお世話になっていましたが、ついに、今年は
ガスヒーターの購入を決意。

電気ヒーターでは、部屋の空気がなかなか暖まらないのですが、ガ
スヒーターなら部屋中が暖かくなりますし。
オークランドにいる時に、ガスヒーターの暖かさは体験済み。(た
だ、オークランドは、その地域にガスが引かれていたのでガスボン
ベは不要でしたが…。)


いそいそと電気屋さん巡りをし、目指すガスヒーターも決め、B店
で無事に購入。
必要なガスボンベ(Gas Cylinder)も、特売をしていたW店で購入し
ました。
”私の”ガスヒーターに適したガスボンベであることは、W店の店
員さんに確認もしました。


そして、自宅に戻り、よいしょ、よいしょと二階の我が家まで運
び、マニュアルを見ながら、ガズヒーターにガスボンベの接続も完
了!
なんだか、フィジーに住んでいた頃、キッチンのガスコンロには、
ガソリンスタンドから購入してきた同様のガスボンベを使っていた
ことが、妙に懐かしく思い出されたりもしました。

そしてそして、いざ点火しようとすると…。

最初は、確かにスーッという音がしていたんです。ガスが出るよう
な。
でも、しばらくすると、うんともすんとも言わなくなりました。


原因が分からなくて、マニュアルを再度見ながら、あ~だこ~だと
いろいろ試してみるものの、効果無し。
その時、マニュアルの中の、空気中の酸素が不足すると、自動的に
点火しなくなる仕組みである部分に目が留まってしまいました。


広いとは言えない部屋ですし、そうか~、寒いから窓も締め切って
いたし、実は、ガスヒーターの周りの空気が安全基準値に達してい
ないのかもと、思ってしまったんです。(←かなりいろいろ試した
後とは言え、後から考えると、そんなことはあるわけないっ!)
こんなことでは、これから毎日困るよなぁ~とか、でも、安全性は
大切だよなぁ~とか、他の人たちはどうしているんだろうとか、い
ろいろ考えました。
マニュアルを何度読んでも、原因として考えられるのは、その安全
装置が働いていることぐらい。
そして、センサーが働いて点火しなくなった時や、特に購入したば
かりのヒーターの場合は、しばらく屋外へ出しておく方がいいとま
で書いてあるし。


夕方で、そろそろ気温も下がってきたし、早く、目の前にあるガス
ヒーターの暖かさが欲しいと思っていた私は、ラウンジから、玄関
へとヒーターを移動させ、ドアを開けて玄関の換気を十分にさせ、
再びトライ。

でも、まったく駄目。

とにかく、空気をよりフレッシュにと、またまたあ~だこ~だとい
ろいろ頑張ってみましたが、ついにギブアップ。

製造元のWebサイトなどの情報もチェックしましたが、解決策は見
つからず、翌朝、お店に電話をすることにしました。


さて、翌朝です。
前日購入した時のレシートを片手に、お店に電話を。
最初に出た店員さんに事情を話すと、より詳しい他の人に代わって
くれました。


再び事情を説明すると、話を半分聞いたくらいで、
「あ~、きっと、ボンベとの繋ぎ方を間違っているんだよ」
と、決め付けられてしまったんです。

子供の頃は少女漫画も読むけれど、プラモデルも好きだったり、古
くなった扇風機やトースターを自分で分解したこともある英子。
大人になっても、電化製品の簡単な故障なら、自分で直”そう”と
してしまう(※直”す”ではない)くらい、メカには強いつもりで
す。


きちんとマニュアルを見て、洗剤液を使ってのガス漏れチェック
だってしたし、ボンベとの接続方法には自信があることを伝えまし
た。


それでも、全然相手にされず、使い方を間違っているとの一点張り
で、「とにかく、お店にガスボンベと一緒にヒーターを持ってくれ
ば、見てあげるから」と、しょうがないなぁ~という口調で言わ
れ、その日の夕方、ヒーターをお店に持って行くことに。

この時点で、お店の人に、私の英語力というか、理解力を疑われて
いるようで、心の中はちょっと悲しかったり(悔しかったり)。


またまた2階の部屋から、よいしょよいしょとヒーターを車に運
び、お店へ…。

お店では、しばらく待たされた後、電話で話をしたお兄さんがやっ
てきました。
そして、私が事情を説明しようとする前に、ガスボンベを持ち上
げ…。


さて、勘の良い方、又は、ガスボンベを購入したことがある方は、
もう、お分かりですね。


お兄さんの一言。
「これ、空だけど…。」


そこからは周囲の人たちも巻き込んで大爆笑。
私だって、もう、自分で自分を笑うしかありません。
恥ずかしいったらありゃしない。
昨夜、あれこれと試してみた自分や、電話での対応に憤慨していた
自分などが、頭の中に走馬灯のように…。

「だって、私にとっては、空のボンベでも運ぶのに苦労するほど
”十分重かった”んだもの」などと言い訳をしつつ、「危険だか
ら、ガスを入れたままのシリンダーを店舗に並べている訳ないだろ
う」というお店の人の説明に納得。

気を取り直して、
「ところで、ガスはどこで買うの?」

と聞き、ガソリンスタンドのBPでなら売っているはずだよと教えて
もらいました。

恥ずかしいやら情けないやらで、自分で車まで運ぶと言う私に、そ
のお店のお兄さんは、ヒーターもガスボンベも車まで運んであげる
からと、とっても親切に対応してくれました。(呆れられてたのか
しら?)


ガソリンスタンドでも、再度今回の経緯を話し、同じようにガスボ
ンベにLPガスを入れてもらいにきていた他のお客さんや、ガソリン
スタンドの店員さんも、笑いの渦に巻き込んでしまいました。

アジア人の奥さんがいるというそのガソリンスタンドの店員さんに
は、顔を覚えてもらって、LPガスを入れてもらいに行く度に、世間
話をするようになりました。(こうして、失敗談からも、友達の輪
が広がっていくんですね。)


きちんとガスの入ったガスボンベを接続してガスヒーターに点火し
たところ、スーッというガスが出る音がした後、無事に点火。(空
のガスボンベで点火しようとした時も、しばらくの間は、中に残っ
ていた空気か何かがしばらく出ていて、同じような音がしたんだと
思います。)


すべて問題解決!
暖かい冬を過ごすことが出来ました。

めでたし、めでたし。


※英子がガスヒーターを購入した直後、狭い室内でのガスヒーター
の使用に関する警告が、ニュースなどで報道されました。
カナダでは、小型ガスヒーターの家庭用としての販売が禁止されて
いたりするようです。換気を十分にすることの他、使用する環境に
も、十分配慮する必要があるようです。(呼吸器官系などへの影響
が懸念されています。)


~おさらい~
注…英語とは直接関係ありません。

ニュージーランドでは、電化製品などを取り扱っているお店で、ガ
スヒーターも販売されています。
また、大手ディスカウントショップのTHE WAREHOUSE(ニュージー
ランド全国に店舗あり)などでも販売されています。
そして、ガスヒーターを販売しているお店では、ガスシリンダー
(ガスボンベ)を購入することも出来たりします。
が、こういったお店では、実際にガスの入ったシリンダーを販売す
ることは禁止されていて、購入時は空の状態です。
中身のガスは、Petrol Station(ガソリンスタンド)のBPなどで別
途購入する必要があります。



今回の技は:
「なんでもかんでも、自分の英語力のせいだと考えるのは止めま
しょう!」

(※英子の場合は特に、そこに英語力以前の問題がある場合多し
?)




第33回目の「下手な英語もこうすりゃ使える」はいかがでしたか?
次回は、「日本語英語を流行らせよう」をお送りします。

これぞ、「下手な英語もこうすりゃ使える」の極意。

「下手な英語(日本語英語)」を流行らせてしまえば、そのまま使
えるんじゃない?

という、ちょっと安易な、でも効果がありそうな技を、2005年は広
めてみようかと計画中。
そんな日本語英語を体験したくて、日本への観光客が増えるかもし
れないという、壮大な野望まで秘めているこの計画。
実は、既に、試験的に実行に移している英子です。
その辺りも併せてご紹介してみます。

次号をお楽しみに。



次号送信は、12月23日を目標にしています。



第33号を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今回の話題は、英語とは全く関係無い話題のようですが、実は、英
語が母国語では無いことに対する不安が、少なからず影響している
エピソードなので、ご紹介してみました。

何年経っても、英語への自信の無さが、日常生活に影響しているこ
とに気付かせてくれた出来事だったという気がします。(それ以前
に、ただ物を知らないだけ…という気がしないでもないです
が…。)

ガスヒーターの動作の確認をする時にも、マニュアルで見落として
いる部分があるのではないかとか、英語を理解していない部分があ
るのではないかとか、多少、自分の英語の理解力に不安があったよ
うな…。
お店へ電話をした時にも、相手の反応から、自分の英語力を疑われ
たのではないかと勘繰ってしまい、問題を直ぐに自分の英語力と結
び付けようとする傾向にあったような…。

「ネイティブの英語を目指すのは止めて…」から始まったこの下手
英シリーズ。
下手な英語でも自信を持って使い、「気持ち(ハート)」を伝える
ことを第一に考えましょうと言いながら、英子自身、自分の英語に
まだまだ自信を持つことが出来ないでいたようです。

次号では、そんな英語への不安を克服して、ついに、自分の英語を
広めていこうという作戦にまで出た英子のエピソードをご紹介しま
すので、どうぞお楽しみに。




☆英語でニュースを読もう!☆

82歳で見事博士号取得!
「Pensioner proves doubters wrong 」(STUFF)
http://stuff.co.nz/stuff/0,2106,3121014a10,00.html

子供たちの為、自分自身の為にトライアスロンを完走したお母さん
!
「If I can do it, you can too」(TVNZ)
http://tvnz.co.nz/view/tv2_story_skin/457744%3fformat=html
※毎日5分間歩くことから始めたある日…。



☆2005年は1日1英語!☆

「1日1英語カレンダー作戦」
※英語のカレンダーで、毎日英語に触れてみませんか?

Page-A-Day Calendarsシリーズ
http://eigo.nademoya.biz/calendar.php



☆気軽に読める英語の本いろいろ☆

-知っているストーリーを英語で読む!-
※既に知っているストーリーなら、英語で完読することにチャレン
ジ出来るかも?

バイリンガル・ブックス カタログ一覧
http://eigo.nademoya.biz/bilingual_books.php

講談社英語文庫 カタログ一覧
http://eigo.nademoya.biz/eigo_bunko.php

講談社ルビー・ブックス(洋書) カタログ一覧
http://eigo.nademoya.biz/ruby_books.php



英子宛にメッセージを下さる場合は、英子からの返事は「日本語」
又は「英語」、どちらを希望されるかを、明記して下さいね。

このメールマガジンや「下手な英語もこうすりゃ使える」のサイト
に関するお問合せは、 
eigo@nademoya.biz までお願いします。
それでは、次号をお楽しみに…。


==============================
このメールマガジンの配信には:
『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
及び、
『melma』 http://www.melma.com/ を利用しています
「期待していた内容と違う!」とか、「もう飽きた」という方は、
下記サイト内にていつでも解除出来ます。
発行元サイト内: 
http://eigo.nademoya.biz/ezine.php
※重要…気が変わった時には、いつでも再登録出来ます。
==============================

**************************************************
下手な英語もこうすりゃ使える!
2004年12月9日 -第33号- (隔週発行)

担当者: 下手名英子(へたなえいこ)
発行元: なぁでも屋オンライン出版部
発行元住所: PO Box 13601,
Christchurch, New Zealand
発行元サイト: http://eigo.nademoya.biz/
発行元へのお問合せ: eigo@nademoya.biz
**************************************************
☆このメールマガジンの内容の引用・口コミ宣伝は、大歓迎です。