下手な英語もこうすりゃ使えるのサイト、このメールマガジンを発行する為に誕生したようなものです。
自分自身が海外生活で体験した事が、「英語が使えるようになりたい!」と思っている方々の少しでも参考になればと、2002年にメールマガジンを創刊することを決めました。元々、文章を書くことが好きでしたし。当時、メールマガジンの発行には、発行者のWebサイトのようなものがあった方が良いということで、このサイトも誕生しました。(というか、そう記憶してます。いやはや、ひと昔前のことなので、若干、記憶があやふやですが…。汗;)
当時、たくさんの読者のみなさんにメールマガジンを購読していただいたこと、そして、感想等をお寄せいただいたこと、今でも感謝しています。読者の皆さんお一人おひとりに、感謝の気持ちをお伝えすることは出来ませんでしたが、読者の皆さんには、ありがとうの気持ちでいっぱいです。
その後、諸事情により発行が途絶えてしまいましたが、それでも応援し続けて下さった皆さんのお蔭で、サイトを再び復活させる元気も勇気も持つことが出来ました。ありがとうございます!
ここでご紹介しているバックナンバーの内容が、皆さんの「英語が使える様になりたい!」という目標の実現に、少しでもお役に立てば幸いです。
メールマガジンをnoteでも公開中です!
2004年11月26日発行 -第32号- ************************************************** 下手名英子(へたなえいこ)の 下手な英語もこうすりゃ使える! ************************************************** ☆はじめに☆ みなさん、こんにちは。下手名英子です。 昨夜は雷雨だったクライストチャーチです。 雷が鳴ると、コンピューターの電源を切りたくなる(切ってしま う)のは、私だけでしょうか。 以前にも書いたかも知れませんが、むか~し昔、実家のテレビに雷 が落ちて、ブラウン管が粉々になるという事件がありました。 幸い(?)私は、実家に居なかったのですが、後から話を聞いて、 「雷は侮れない」という思いが、心に深く刻み込まれてしまったよ うです。 ということで、いつも言い訳ばかりですみませんが、光って10秒以 内級の雷だったので、自分で自分を笑いながらも、昨夜はコン ピューターの電源を切ってしまいました。 さてさて、前号を発行した11月11日。 実は、LinkShare(リンクシェア)さん主催の 「アフィリエイト Templateコンテスト2004 Summer」というWebデザインのコンテスト で、グランプリを受賞したという連絡をいただきました。 翌日、Web上で結果が発表されましたが、受賞のコメントは、メー ルマガジンの本文を書いていたのを中断して、書き上げたもので す。 まさかの受賞でしたが、「応募したテンプレートの数が多かったか らでは…」とか、「ページのデザインというより、アイデア賞だけ でもらったって感じ…」という声は気にせず、個性を評価していた だけたことを素直に喜んでいます。 あれから早二週間。 賞金は、出来るだけ多くの方々に役立つことに使わせていただこう と、現在思案中です。 「アフィリエイトTemplateコンテスト2004 Summer」結果発表の ページ http://www.linkshare.ne.jp/contest/ ※運営しているサイトの一つ、「みるだけただよのアイデアギフ ト」の名前で受賞しています。(宣伝:同サイト内にある「みるだ けただよのクリスマスショップ」では、クリスマスグッズもご紹介 しています。) 応募したテンプレート目次 http://www.nademoya.biz/template/ 「下手な英語もこうすりゃ使える」には直接関係ないことですが、 英子の持つ一側面として、ご報告させていただきました。 読者の皆さんにも、一緒に喜んでいただけたら、英子の喜びも倍増 するのですが…。 英子 ======================================================== 新潟県中越地震災害義援金とボランティアに関心のある方へ サーチエンジンを使って”新潟”、”地震”、”募金”といった キーワードで検索をすると、情報を得ることが出来ます。 詳細は、実際に義援金の受付を行っている団体又は、信頼の置ける 報道機関のサイトで確認して下さい。 義援金受付団体例: 新潟県 災害対策本部 日本赤十字社 新潟県支部 サーチエンジン例: http://www.google.co.jp ======================================================== ★今回のお題は…★ 「英子のあ~勘違いパート2」 ~英語で一番多い名前?~ それは、まだ働けるビザを持っていなかった頃。 オークランドにある非営利団体(本部はイギリス)のオフィスで、 ボランティアとして無給でオフィスワークをさせていただいていた ことがあります。 余談ですが、お昼の休憩以外にも、午前と午後のお茶の時間がしっ かりあることに、ニュージーランドのオフィスってのんびりしてい るなぁ~と思ったことを覚えています。 日本でのOL経験を生かしながら、いろいろな雑用をさせていただい ていましたが、主な仕事は、寄付に対する領収書の発行及び、送付 でした。 全国から寄せられた寄付を、帳簿に付け、領収書の発行依頼があっ た場合は、領収書を発行し、お礼の手紙と共に送付します。 ニュージーランドでは、寄付をした場合、税金控除用と明記された 領収書を受け取っていれば、所得税控除の対象となります。 なので、希望する人に、正しい宛名で領収書を発行することは大切 なことでした。 流れは、何に対しての寄付かで分類し、内容を帳簿に付け、領収書 の発行依頼があれば、領収書を発行し、寄付の内容に合わせたレ ターを添えて、サインをし、宛名を書いた封筒に入れ、投函できる 状態にするというものでした。 レターの最後に、差出人として既に名前がタイプされている人の代 理としてサインをしたのですが、その際、自分のサインの前に、代 理であることを示すpp(ラテン語のper procurationemの略)と書く ことも、この時覚えました。 ちょうどその頃、ルワンダへの緊急救済キャンペーンをしていて、 毎日、たくさんの寄付が送られてきました。 しかし、ここでちょっとした苦労が…。 達筆な方があまりにも多くて…。 ニュージーランドに来て、まだ数ヶ月だった私は、英語の名前自体 にも慣れていませんでしたし、ニュージーランドの地名や通りの名 前にも詳しくありませんでした。 皆さんの手書き文字を判読することは、その頃の私には、至難の業 でした。(今でも、手書きによる英文の判読は、得意ではありませ んが…。) その後、オークランド内の住所については、地図の索引で通り名が 正しいかどうかを確かめるという技を思いつき、かなり楽になった のですが、名前には本当に困りました。 そんな時、ある簡単な名前が、私の注意を引きました。 「Anon」さん。 この方は、もの凄い数の寄付を寄せて下さっていました。 初めは、今まで聞いたことがない名前ではあったものの、Anonさん という名前は、私が知らなかっただけで、きっと英語&ニュージー ランドに多い名前で、日本の鈴木さんや佐藤さんみたいな感じかも 知れないと単純に思っていました。 が、しばらく作業を続ける内に、たとえ同じ名前の方が複数いると しても、いくらなんでも数が多すぎると思い始めました。 いろんな封筒、いろんな筆跡で送られてくるものの、差出人の住所 も書いていないし、税金控除を受ける為の領収書発行も希望してい ません。 そこで、私は、もしや、この方は、「あしながおじさん」のような 人なのでは~~~などと思い始めました。 世の中には、こんな人もいるんだなぁ~って、心の中がほわぁ~っ と暖かくなった私です。 それから、私の中で、Anonさんへの夢は広がっていきました。 私もこんな人になれたらいいなぁ~って。 さて、勘の良い方、又は、Anonの意味をご存知の方は、もう、お分 かりですね。 Anonとは、「anonymous」の省で、匿名希望を意味する単語だった んです。 私が莫大な寄付を小刻みにいろんな形で寄せて下さっている1人の 人だと思っていた「Anon」さんは、匿名希望で寄付を送って下さる 大勢の方々だったのです。 「えっ、Anonさんて、人の名前じゃなかったの?」 自分の勘違いに気付き、オフィスの人にもず~っとAnonさんていう 人のことだと思っていたと打ち明けましたが、笑われた記憶はあり ません。 Anonさんへの夢も、こんなに多くのAnonさん(匿名で寄付をする人 たち)がニュージーランドには存在するんだってことが分かって、 壊れるどころか、より大きくなりました。 ほのぼのとした勘違いの思い出です。 この勘違いのその後: つい先日、BBC News Onlineの「Have Your Say」という、テーマ別 に寄せられた読者からの投稿掲載ページで、またまたAnonさんとい う名前を見かけました。 2、3人のAnonさんという名前を繰り返し見るまで、これが「匿名 希望」だということを、またまた忘れていました。 つくづく、「学ばないわ、私って」と思った英子です。 BBC News Online: Have Your Say http://news.bbc.co.uk/2/hi/talking_point/default.stm ~おさらい~ 「anon(又はanon.)」は、anonymousの省略形で、匿名を意味しま す。 日本でも、匿名希望という文字を目にすることが時々あると思いま すが、英語圏では、匿名希望の場合、省略形のAnonやAnonymousと 記述します。 広い世界に例外は絶対に無いとは言い切れませんが、通常は「アノ ンさん」という固有名詞ではないので、注意して下さい。 今回の技は: 「いくらなんでも、これは…と思うことがあったなら、迷わず誰か に尋ねましょう!」 第32回目の「下手な英語もこうすりゃ使える」はいかがでしたか? 次回は、「英子のあ~勘違いパート3」をお送りします。 年末に向けて、ちょっと息抜き気分で、英子が今までに体験した 数々の勘違いエピソードの中からご紹介しているシリーズの第三 弾。 パート3は、「ガスヒーターの謎」という、今年の冬(7月← ニュージーランドの冬の始まり)に購入したガスヒーターに関する エピソードです。 適度に暖かい部屋は仕事の能率を上げるはずとか、電気ヒーターか らガスヒーターに切り換えることで、値上がりした電気代の節約に なるなど、いろんな要素を考慮し、ガスヒーターの購入を決めた今 年の冬。 よいしょ、よいしょと二階の我が家まで運び、いざ点火しようとす ると、うんともすんとも。 それから、ガスヒーターとの格闘(知恵比べ)が始まり、英子の勘 違いは購入店の定員さんまで巻き込んで…。 さ~て、英子の勘違いとは、何だったのでしょう? 次号をお楽しみに。 次号送信は、12月9日を目標にしています。 第32号を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 日常的な英語の常識を知らないことによる勘違いって、生活してい ると、結構あります。 英語に限らず、どの言語でもそうだと思いますが…。 これは英語を聞き取れるかとか、話せるかということとは関係ない と思います。 前号の話題もそうですが、ただ単に、その単語の意味を知っている かどうかということだけです。 その単語に、今まで出合うチャンスがあったかどうかというだけで す。 英語に毎日触れている人は、新しい英単語に出合う機会が多いです し、逆に、英語にほとんど触れない生活をしている人は、新しい単 語を覚える機会も少なくなります。 単語を覚える機会が少なければ、当然のごとく、勘違いをする確率 も高くなります。 下手な英語も使い続ければ、自然に知っている単語が増えて、勘違 いをすることも減り、英語を使えるように必ずなります。 とにかく英語に触れて、英子に負けないくらい勘違いエピソードを 増やして、英語を楽しく&心地よく使えるようしてみませんか? またまたしばらく、Webサイトの方の更新が途絶えています。 「To do list」に更新するべき内容をメモしてあるのですが、順番 がなかなか回ってきません。 引き続き、急を要するものから一つずつ片付けて、「下手英」更新 に少しでも早く時間を割けるよう、がんばります。 ☆英語でニュースを読もう!☆ ニュージーランドのイルカはすごいっ! 「Dolphins save swimmers from great white shark」(STUFF) http://www.stuff.co.nz/stuff/0,2106,3106501a4560,00.html 北島の北部、Whangareiの近くの海で起こった奇跡? 世界中でも報道されたという、この不思議な出来事。 ライフガードの人とその娘さん、娘さんの友達2人を守ったイルカ の群れの驚きのストーリーを、是非読んでみて下さい。 英子宛にメッセージを下さる場合は、英子からの返事は「日本語」 又は「英語」、どちらを希望されるかを、明記して下さいね。 このメールマガジンや「下手な英語もこうすりゃ使える」のサイト に関するお問合せは、 eigo@nademoya.biz までお願いします。 それでは、次号をお楽しみに…。 ============================== このメールマガジンの配信には: 『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ 及び、 『melma』 http://www.melma.com/ を利用しています 「期待していた内容と違う!」とか、「もう飽きた」という方は、 下記サイト内にていつでも解除出来ます。 発行元サイト内: http://eigo.nademoya.biz/ezine.php ※重要…気が変わった時には、いつでも再登録出来ます。 ============================== ************************************************** 下手な英語もこうすりゃ使える! 2004年11月26日 -第32号- (隔週発行) 担当者: 下手名英子(へたなえいこ) 発行元: なぁでも屋オンライン出版部 発行元住所: PO Box 13601, Christchurch, New Zealand 発行元サイト: http://eigo.nademoya.biz/ 発行元へのお問合せ: eigo@nademoya.biz ************************************************** ☆このメールマガジンの内容の引用・口コミ宣伝は、大歓迎です。